TeamViewerでソニーの業務用ディスプレイを遠隔管理

　ソニーの業務用ディスプレイ「法人向けブラビア」のリモートマネジメントを目的に、TeamViewerを採用した。3月26日、TeamViewerが発表した。TeamViewerに対応したことで、複雑な環境での運用が求められる業務用ディスプレイのメンテナンス性とインシデント対応力が向上する。

　これまで、飲食店、商業施設、空港などで使用される法人向けブラビアは、設置環境が複雑であるため、管理には手間がかかっていた。今回のTeamViewer対応により、ユーザーは高い安全性を確保しながら、法人向けブラビアに対し遠隔制御が可能となる。システムインテグレーターやサービスプロバイダーは、ダウンタイムとサービスコストを最小限に抑えながら、迅速なサポートを顧客に提供できるようになる。安全性の高いリモートアクセス機能は、TeamViewerの現地設定サポートサービスによって容易に導入でき、高速で信頼性の高い接続が実現する。

　ソニーマーケティング B2Bプロダクツ＆ソリューション本部 B2B統合ビジネス推進部１課の統括課長である福田耕平氏は、「ソニーは、TeamViewerがブラビア製品の仕様に対応した製品を提供していることを大変嬉しく思います。同社は、強力かつ世界共通の監視・制御ソリューションを提供しており、付加価値の高い製品であると理解しております。今後も、ソニーはTeamViewerがより付加価値の高いソリューションをご提供していただくことを期待しております」とコメントしている。

　今回のTeamViewer導入により、法人向けブラビアを利用する企業や施設は、リモートからの効率的な管理と迅速なトラブルシューティングが可能となり、運用コストの削減とサービス品質の向上を図れると期待される。

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