ダイキン工業は、支払方法にQR決済を新たに追加し、顧客利便性強化と現金管理コストを削減していくため、TISのPAYCIERGE(ペイシェルジュ)の「加盟店向けQR決済ゲートウェイサービス」を導入した。5月7日、TISインテックグループのTISが発表した。
ダイキン工業は、空調機器の開発・製造・販売からアフターサービスまでを提供するグローバル企業である。近年、非接触型決済の需要が高まり、QR決済市場が急速に拡大していることを受け、顧客利便性の強化と業務効率化を目的に、TISの「加盟店向けQR決済ゲートウェイサービス」の導入を決定した。TISの「加盟店向けQR決済ゲートウェイサービス」は、国内外の主要なQR決済を迅速かつ低コストでまとめて導入できるサービスである。
今回の導入により、ダイキン工業は、業務システム上の操作から簡易にQR決済での代行回収が可能となり、空調機器の修理業務及び修理部品販売における顧客利便性強化と業務効率化を実現した。
ダイキン工業は、加盟店向けQR決済ゲートウェイサービスを選定した理由として、システムの安全性と稼働実績に加え、国内外のさまざまなQR決済に1つの端末で対応でき、スピーディーかつ低コストのシステム構築が可能なことなどを挙げている。
導入にあたり、TISは、「加盟店向けQR決済ゲートウェイサービス」のAPIによりダイキン工業の業務システムとの接続を容易に実現した。また、システム面だけではなく、業務面における諸手続きや運用構築においてもサポートを行い、導入負荷を軽減した。
TISは今後、全国の新規でQR決済の導入を希望する企業や決済インフラの環境整備に課題を持つ企業向けに「加盟店向けQR決済ゲートウェイサービス」を展開していく。
ニュースリリースURL
https://www.tis.co.jp/news/2024/tis_news/20240507_1.html