TOKIUMは支出管理プラットフォーム「TOKIUM」の顧客オンボーディング業務効率化のため、テックタッチのデジタルアダプションプラットフォーム「テックタッチ」を採用した。10月29日、テックタッチが発表した。
TOKIUMは経費精算、請求書管理、契約など企業の支出管理を一元化するプラットフォームだ。2024年7月末時点で累計導入社数は2500社を超えている。導入者数増加に伴い、各企業への導入にも時間がかかり、その効率化が課題となっていた。特に初期設定完了後の顧客による動作確認時に、TOKIUMの操作方法に関する問い合わせが増加しており、顧客が画面上で迷わず操作できる仕組みが求められていた。
TOKIUMは、Webシステムの画面上に開発不要でナビゲーションを設定し、利用定着を支援するテックタッチを採用した。テックタッチの導入で、TOKIUMの利用開始に必要な操作ガイドを画面上に設置できるようになった。これにより初期設定完了後に顧客が迷わず使い始められるだけでなく、各種修正方法についても案内を表示して、ユーザーの自己解決を促進する。
従来、TOKIUMの導入担当者が口頭で行っていた操作方法の説明をテックタッチに置き換えることで、業務生産性の向上が見込まれる。また、操作ガイドを活用して顧客が自己解決できるようになることで、顧客満足度の向上も期待できる。
TOKIUMカスタマーサクセス部カスタマーサクセスマネージャーの山﨑大生氏は「オンボーディングジャーニーの設計から、効果的な操作ガイドの設置場所の相談まで伴走していただいた。今後は、詳しい設定ガイドを表示し、お客様の確認工数の削減と満足度向上へとつながる仕組みの構築に力を入れていきたい。さらに、ご契約企業様ごとのガイド再生状況もトラッキングし、それに基づいてユーザーに適切なアクションを促すことで、オンボーディング完了率の向上や完了日数短縮も目指している」とコメントしている。