四街道市は、10月15日に開庁した新庁舎に番号案内システム「Turn NAVI」を導入した。同製品を提供する表示灯が11月12日に発表した。新庁舎開庁を契機に窓口業務の効率化と住民サービスの向上を図る。
システム導入にあたっては、公募型プロポーザル方式で事業者の提案を審査。職員の業務負荷軽減、円滑な案内による窓口の混雑緩和、待ち時間の削減などの観点から評価し、表示灯の提案を採用したという。
番号案内システムは1階フロアの窓口サービス課、国保年金課、高齢者支援課、障がい者支援課、2階フロアの課税課の受付窓口で活用する。1枚の受付番号札で複数の窓口での手続きが可能になるほか、スマートフォンやPCからも受付番号札の発券や手続きの予約、窓口の混雑状況の確認ができる。住民の利便性向上に大きく貢献できる見込みだという。
表示灯によれば、システム導入の費用の一部は補助金を活用することでコストを削減している。また、広告用モニターを併設し、広告事業による収入をシステムの維持・管理費用に充てることで、自治体側の負担を抑えているという。