マクニカ、UiPath全社導入で業務効率と品質向上へ

2025年1月16日22:32|ニュースCaseHUB.News編集部
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 マクニカが「UiPath Platform」を全社導入し、業務自動化を推進。1月16日、UiPathが発表した。

 半導体とサイバーセキュリティをコア事業とするマクニカは、最新テクノロジー総合的に扱うサービス・ソリューション企業だ。同社は、事業拡大と環境変化への適応を目指し、「IT・DX施策推進ロードマップ」を策定。エンド・ツー・エンドの自動化実現に向け、業務プロセス全体の自動化と最適化、従業員による市民開発の促進を目標に掲げている。

 マクニカは、業務アプリケーションテストの自動化、生成AI活用、市民開発の推進など、幅広い領域での自動化を検討していた。その中で、IT知識に関わらず多くの従業員が参画できるロードマップを推進できるパートナーを求めていた。その結果、市民開発向けのツール提供と、AI搭載ソリューションの継続的な提供といった将来性が評価され、UiPath Platformの導入に至った。

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マクニカビジネスオートメーションプラットフォームのイメージ

 2023年12月からUiPathの導入を開始したマクニカでは、まずIT部門がテスト自動化に取り組み、品質を担保しながらテスト負荷の軽減を目指した。保守契約管理システムでは、「UiPath Test Suite」を活用し、基本機能の動作テストを自動化することで年間160時間の業務時間削減に成功した。また、CRM領域では、メーカーの製品アップデートに伴う自社システムのテストを自動化し、週末にテストを実施、週明けにはテスト結果に基づいたリカバリー対応が可能となった。これにより、年間1000時間の時間創出を見込んでいる。

 今後は、「UiPath Document Understanding」を導入し、非構造化データの自動処理にも取り組む。これにより、注文書や納品書といった紙ベースの業務を自動化し、ワークフロー全体の自動化を目指す。既に従業員56名が市民開発研修を受講済みで、今後はコーポレート部門にも研修を拡大し、全社的な業務効率化を推進する。市民開発により、年間3500時間の時間創出を見込んでいる。

 マクニカホールディングス株式会社 執行役員CIO 兼 株式会社マクニカ IT本部長の安藤 啓吾氏は、「個人の作業の自動化が進む中、今後は組織をまたがるプロセスをエンド・ツー・エンドで自動化する必要がある。UiPath Platformは、一つのプラットフォーム上で完結できる管理機能を備えており、マクニカにとって最適なソリューションだ」とコメントしている。マクニカは、UiPath Platformの導入を通じて、業務効率化と品質向上を目指し、さらなる事業成長を目指す。

ニュースリリース