インゲージ、Web接客ツールの刷新で商談設定数4倍の成果を達成

2025年5月1日16:47|ニュースCaseHUB.News編集部
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 インゲージは、商談設定数の増加と顧客体験の向上を目的にBtoB Web接客ツール「immedio」を採用した。immedioが4月21日に発表した。

 インゲージは、メール、電話、チャットの問い合わせを一元管理しチームで共有できるクラウドサービス「Re:lation」の開発・提供を主力事業としている。同社はインバウンドで獲得したリードに対し、主に電話でアポイントを取得し商談を設定してきた。しかし、これまでの手法では商談設定数のさらなる増加に限界を感じていたほか、資料ダウンロード後の案内や入力フォームの煩雑さによる顧客離脱も課題となっていた。

 こうした事業環境の中、インゲージはWeb接客ツールのリプレイスを検討。QCD(品質・コスト・納期)の観点でimmedioを評価した結果、品質向上と業務効率化が期待できる点を重視し導入を決めた。既存の日程調整ツールと比較して間接コストの削減が見込めること、商談設定数の向上という課題解決への効果が期待できることも選定理由となった。

 導入プロセスでは、immedioの機能を活用し、Webサイト上で見込み顧客との商談調整を完結する仕組みを構築した。フォーム送信後の導線を簡略化することで、ユーザーの入力負担を軽減し、機会損失の防止を図った。特に、フォームとサンクスページ間での二重入力が不要となり、それが業務効率化に寄与している。

 immedioの導入後は、商談数が従来の4倍に増加している。Webサイト経由でインテントの高いユーザーを効率的に商談へ誘導できたことが主な要因と考えられる。また、日程調整ツールとしての設定の柔軟さや、モーダルウィンドウによるスムーズな導線設計も評価されている。

 ベンダーとしてのimmedioは、カスタマーサクセス担当による手厚いサポートが現場の運用を支え、成果向上に寄与した点が評価されている。今後、インゲージはimmedioの活用を通じ、さらなる商談機会の創出と業務効率の向上、顧客体験の最適化を目指す。

ニュースリリース


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