オープンハウスグループ、WHIの人事システム採用でグループ人材データの活用強化

2024年9月9日08:55|ニュースリリース公開日 2024年8月22日|ニュースCaseHUB.News編集部
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 オープンハウスグループは、Works Human Intelligence(WHI)の統合人事システム「COMPANY」を採用した。8月22日、WHIが発表した。オープンハウスグループは、全従業員約6000名の人材データの一元化と活用による戦略的人事推進を図るためにCOMPANYを活用する。

 オープンハウスグループは、戸建事業、マンション事業、収益不動産事業、米国不動産事業などを展開し、高い成長率を誇る。2023年9月期の売上高は1兆円を超え、不動産業界日本一を目指している。同社は、今後のグループ拡大や従業員増加、制度改定などに対応するため、柔軟性の高い人事システムを必要としていた。また、グループ全体のシナジー効果を最大化するために、グループ横断的な人材データ活用も課題だった。

 変化への柔軟な対応力、グループ会社管理の強み、従業員の利便性向上などを評価しCOMPANYの導入が決定した。人事管理、給与計算、申請手続き、人事評価、勤怠管理、タレントマネジメントなど幅広い領域で活用する。

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COMPANYのイメージ画像

 COMPANYの導入で、M&Aなどによるグループ再編や人事制度の変更にも、標準機能を活用することで柔軟かつ迅速に対応できる。グループ管理機能により、グループ全体の人材データを一元化し、最適な人材配置や育成が可能となる。

 また、各事業部門が従業員のキャリア、報酬、資格などの情報を参照しながら、組織案や異動案を作成できるようになる。これにより、事業部門の戦略に沿った人員配置を迅速かつ容易に実現できる。さらに、従業員は、入社手続き書類の提出、打刻、勤怠申請、交通費精算、出張申請など、これまで複数の窓口で行っていた手続きをCOMPANYに集約できる。申請画面のナビゲーション機能により、入力漏れやミスも減り、従業員の負担軽減と本業への集中を促進する。

 オープンハウスグループ管理本部人事部は、COMPANYの導入理由について、「不動産業界日本一に向けて、今後もさらなる成長を続けるためには、企業規模が大きくなっても、事業の変化に柔軟に対応するスピードを落とすことなく運用を継続できることが非常に重要と考え、当社のこのような組織づくりに対応できる人事システムとして、COMPANYの導入を決めました」と述べている。

 オープンハウスグループは、COMPANYの導入で、グループ全体の人事業務処理のシェアードサービス化を進め、事務処理工数の削減や人員効率化によるコストダウンにも期待している。

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