星野リゾート、Workdayで人事基盤を統合

2026年5月26日09:00|ニュースCaseHUB.News編集部
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 星野リゾートは、グループ全体で統一された人事基盤の構築を目的に、Workdayの人事管理プラットフォーム「Workday HCM」を採用し、4月に本格運用を開始した。5月25日にWorkdayが発表した。人事データの統合と運用の標準化を進め、多様な働き方に対応する体制の整備を図る。

 星野リゾートは、「星のや」「界」など複数ブランドを展開し、国内外で76施設を運営している。従業員は約8000名規模で、今後の事業拡大に伴い人員増加も見込んでいる。ブランドや拠点をまたいだ人材活用や、現場の裁量を重視した運営を特徴としている。

 一方で、従来の人事システムは内製で個別に開発・運用されており、システム間の連携はバッチ処理や表計算ソフトによる補完に依存していた。そのため、グループ全体での人材情報の把握に時間を要するほか、働き方の多様化に対応した制度運用にも制約があった。

 こうした状況を踏まえ、グループ横断で人事データを一元管理する基盤の検討を進め、Workday HCMの採用を決めた。社員情報や組織構造、異動履歴、所属情報などを共通データとして管理し、標準化された人事プロセスの構築を進めている。

 新基盤では、シフト勤務や複数拠点にまたがる配置といった運用にも対応し、社員ごとの職務やスキル、キャリア情報を一体的に把握できるようにした。これにより、ブランドや施設をまたいだ人材配置や育成計画の検討を行う際の基盤として活用している。

 また、従来は特定の担当者の運用ノウハウに依存していた業務についても、システム上での管理に移行することで、業務の属人化の抑制を図っている。人事データの更新や参照の手順も整理され、情報の一貫性を保ちやすい運用としている。

 今後は、人事データ基盤としてWorkday HCMを中心に据え、勤怠管理や給与管理などの周辺システムとの連携を進める。また、データの可視化や分析機能の活用により、人材配置や育成に関する意思決定の精度向上を図る。

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