美工、オロの「ZAC」で基盤一元化 業務効率化とデータ駆動の経営管理へ

2026年7月28日09:00|ニュースCaseHUB.News編集部
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 美工は、案件管理や決算処理といった業務基盤の一元化に向け、オロのクラウド型ERP「ZAC」を採用した。7月27日、オロが発表した。分断されたシステムや紙書類による作業負荷を削減するとともに、早期の利益予測を通じた迅速な経営意思決定とバックオフィス業務の効率化を進める。

 店頭販促やプロモーション支援を手がける美工は、近年はWebサイトやサイネージなどデジタル領域にも事業を拡大している。同社は旧基幹システムのサポート終了を控え、個別運用されていた勤怠管理やグループウェアの統合に加え、紙で行っていた経費精算などの非効率な業務環境の改善が課題となっていた。

 システム刷新にあたり、案件別の利益・原価管理を中心に比較検討を実施。画面遷移がシンプルで操作性に優れる点や、標準機能のパラメータ設定のみで自社の商習慣に対応できる柔軟性を評価した。さらに、追加費用なしでバージョンアップに対応できるコスト優位性も決め手となり、ZACの導入を決めた。

 導入後は、受注前の見込み段階から案件を登録して確度ごとに分類する運用へ変更。全社の売上見込みや利益予測の事前把握が可能となり、経営会議での議論が従来の報告中心から数値に基づく具体的な施策展開へと変化した。

 バックオフィス業務では、請求書や発注書の発行がシステム上で完結し、債権・債務管理まで連動する体制を整えた。経費精算の電子化と電子帳簿保存法への対応のほか、財務会計システムへの二重入力も解消。月次決算時の集計作業が効率化され、担当者の残業時間削減につながっている。

 また、勤怠・工数機能を通じて案件ごとの作業時間を把握可能にした。今後は可視化された稼働データを活用し、顧客対応時間の拡大や業務効率化を進め、付加価値の高い業務へのリソース移行を目指す。

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