生成AIとコミュニケーションデザインを活用したチャットコマース事業を展開するZEALSは、福利厚生プラットフォーム「miive」を導入した。10月16日、miiveが発表した。
ZEALSは、「AIマーケティング革命を通じて最高のおもてなし体験を世界中に届ける」というビジョンのもと、従業員エンゲージメント向上のための福利厚生施策に取り組んできた。しかし、組織規模が拡大するにつれて、従業員それぞれのライフステージやニーズが多様化し、従来の福利厚生施策では、利用状況や従業員ニーズをタイムリーに把握・改善することが課題となっていた。
また、従業員が業務改善や学びを得る機会として、部門内外のコミュニケーション活性化を促進したいとの考えもあった。そこで、従業員一人ひとりのニーズに対応できる柔軟な福利厚生制度の構築を目指し、miiveの導入を決定した。
miiveは、VISAカードとアプリを活用したポイント型の福利厚生プラットフォーム。企業は利用できる店舗や使い方を設定してポイントを付与し、従業員は専用カードで決済するだけでポイントを利用できる。ZEALSでは、まずは食事手当、チームビルディング手当から導入を開始し、将来的にはその他手当の拡大も見据えている。
miiveの導入により、ZEALSは福利厚生の利用状況を可視化し、従業員の利用実態に即したPDCAサイクルを回すことが可能になる。従業員はVISAカードとアプリで簡単に福利厚生を利用できるようになり、福利厚生利用の裾野拡大も期待できる。
ZEALS VP of HRの古賀ゆか氏は、「組織が拡大していく中でも、従業員のニーズをタイムリーに把握することで、一人ひとりのニーズに沿った支援をしていきたい。また、利用を通じて部門内外のコミュニケーションを活性化させ、組織文化をより強固なものにしていく」とコメントしている。