スチールラックメーカーのタイガーラックが「Zoho CRM」を導入し、業務効率化と売上向上を実現した。1月16日、ゾーホージャパン株式会社が発表した。
大阪府東大阪市に本社を置くタイガーラックは、業務用スチールラックや物流機器の製造・販売を手掛けている。同社はこれまで、独自の基幹システムで5万~6万件の顧客情報を管理していたが、データの利活用がなかなか進まない課題を抱えていた。
顧客管理基盤を強化するため、クラウド型顧客管理・営業支援システムのZoho CRMの導入を決めた。選定にあたっては、価格や機能性が評価された。また、同社が管理する基幹システムとのAPI連携が可能である点も重視された。
導入プロセスでは、簡易的なCTI(Computer Telephony Integration)機能を構築し、Zoho CRMに登録された顧客からの着信時に、PC画面に顧客情報を表示する仕組みを構築した。これにより、電話応対時に顧客情報がすぐに確認でき、メール履歴などの詳細データも参照できるようになった。
さらに、Zoho CRMの業務自動化機能を活用し、見積もり依頼の受付後、顧客への自動連絡を行うようにした。また、ChatGPTを組み込んだ「Zoho SalesIQ」を導入し、顧客からの問い合わせにはチャットボットで一時対応を行うようにもした。
導入の結果、ダッシュボードで常に現状が可視化できるようになり、営業担当者の数字意識が向上、働き方に変化が見られた。導入後の2024年の売上実績は、2023年と比較し毎月最高売上高を記録するなど、具体的な成果も上がっている。
タイガーラックは今回のZoho CRM導入で、顧客管理の効率化と営業活動の強化を実現し、売上向上という具体的な成果を上げている。今後は、Zoho CRMを通じ、リード生成からナーチャリング、案件化までのマーケティングオートメーションにも注力していく予定だ。