とら婚、Zoom Phone導入でサービス品質向上とコスト削減を実現 リモートワーク化も推進

2024年9月9日08:25|ニュースリリース公開日 2024年2月7日|ニュースCaseHUB.News編集部
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 オタク向け結婚相談所のとら婚は、Zoomプラットフォームを導入し、サービス品質の向上やコスト削減を実現した。Zoom Video Communicationsが、2024年2月7日に発表した。

 とら婚は、オタク層をターゲットにした結婚相談所を展開している。日本結婚相談所連盟に加盟する約4000店の中でもトップクラスの成婚率を誇り、2023年度上期には成婚数ナンバー1を獲得している。

 とら婚では従来、社内外のコミュニケーション手段には音声回線通話を利用していた。しかし事業拡大による社員数増加に伴い、デバイスの確保が難しくなり、社員間でデバイスを共有する状態だった。また、電話料金も高騰しており、会員とアドバイザー間のやりとりの詳細な記録がなく、対応品質の管理にも課題を抱えていた。

 とら婚は、以前より社内コミュニケーションに利用していたZoom Meetings、Zoom Webinarsを手掛けるZoomが提供するZoom Phoneに注目し、電話が無制限で使えること、個人のスマートフォンにアプリをダウンロードすれば新たにデバイスを用意せずに使用できる点を評価し、導入を決めた。

 導入の結果、社外からも代表電話に出ることができ、デバイスを共有するための出社がなくなり、リモート勤務環境の整備が進んだ。電話関連コストも約20%削減し、音声品質も従来の電話回線より改善されている。

 Zoom Phoneの導入と併せ、Zoom Revenue Acceleratorも導入した。これにより、すべての会話内容をテキスト化して保存できるようになり、課題だった対応品質の精査や会話の振り返りが容易になっている。さらに、蓄積されたデータを元に、独自に設けた基準からZoom Revenue Acceleratorが客観的に顧客応対の採点結果を表示するため、顧客対応の品質向上にも役立っている。Zoom Revenue Acceleratorは、現在はテスト的な使い方が中心だが、会員と一緒にプロフィール作成や活動方針などを決めていくファーストカウンセリングのタイミングで活用している。

 既存の電話環境からZoom Phoneへの移行は、導入の検討開始から3か月ほどで実現している。とら婚の社員に若い社員が多くITリテラシーが高いことや、以前からZoomのソリューションを利用していたことも、スムーズな移行につながった。今回の導入でリモート勤務の整備が整ったことにより、地方での採用が可能になるなど、人材採用の面でも大きなメリットになると考えている。

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ニュースリリースURL
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000057.000046792.html