ジーニーは、商談獲得自動化ツール「immedio」をセールスプラットフォーム本部に導入した。2024年11月20日、immedioが発表した。
ジーニーでは、獲得したリードの商談化率向上を課題としていた。以前は、離脱ポップアップの画面遷移で日程調整を行うツールを導入していたが、機能アップデートにコストがかかる状況だった。そこで、immedioを紹介され導入に至った。
immedioは、各企業が利用するフォームとサンクスページにタグを埋め込むことで、サンクスページ上に日程調整画面を自動表示するサービス。フォームの入力情報がimmedioに同期されるため、リードの見極めと担当者の割り当てが自動で行われ、日程調整画面には適切な担当者の空き時間が提示される。GoogleカレンダーやOutlookカレンダー、Zoom、Meet、Teamsといったビデオ会議ツールとも連携しており、見込み客が日程を選択した時点でビデオ会議のURLが入った会議通知が自動送信される。
immedio導入後、商談数は4倍に増加した。immedioは、問い合わせをした人が都合の良いタイミングでアポ日時を選択できるため、電話での連絡ができなくてもアポに繋げることが可能になった。ジーニー マーケティング部 マーケティングセクションチーフ 水谷氏は「問い合わせが来てから日程が決まった状態でアポが取れるので、インサイドセールスによる日程調整の手間がなくなった。現場からもimmedio経由のアポは楽だとフィードバックをいただいている」とコメントしている。
また、以前は商談までに1か月かかっていたリードタイムも短縮された。インサイドセールスによるヒアリングの際にも、既に日程調整が済んでいるため、スムーズなヒアリングが可能になった。
ジーニー マーケティング部 マーケティングセクションチーフ 長島氏は「immedioについて話を聞いた最初の感想としては、日程調整モーダルを出すだけでなく、問い合わせ者が入力した情報によって営業担当の割り振り先を自動で設定できる点など、カスタマイズ性が高く、使いやすそうという印象だった。導入のイメージがすぐに湧いた」とコメントしている。
水谷氏は「導入時に関してもCSの方のフォローアップが非常に丁寧だったので、特に苦労することなく導入が進んだ印象だ。また、導入の翌週くらいにCVRが上がっているのを確認できたので、現場含めimmedioを活用していくことにすぐに前向きになれた」と、導入プロセスと効果について評価している。